この度、LEATHERS by Kei Arabuna(レザーズ バイ ケイアラブナ)の直営店がオープンいたしました。 場所は石川県金沢市の趣ある茶屋街、ひがし茶屋街の入り口に位置する橋の袂。 古い町家を改装した「八百萬本舗(やおよろずほんぽ)」内の一角に、古道具を用いた「和; Japonisme」のテイストでディスプレイを構成しています。 当ブランドの特徴でもある漆染めによる鎧革は、古来鎧作りから着想を得てその美しさ・強靭さを引き継いでおります。 全ての製法を手作業にこだわりぬき、既存のレザークラフトの概念を覆す「工芸」と「アート」を融合したファッションアイテムとなっております。 数量限定ではございますが、手製本にて作成したカタログを無料にてお配りしております。 贈り物や一生モノにふさわしいハイクオリティーなアイテムをお手にとってご覧いただけます。 この機会にぜひ一度ご覧いただければ幸いです。 The unique leather accessory brand which inspired by Samurai armor opens the first shop in Kanazawa. The shop is located near from Higashi Chayagai with attractive old fashion Japanese style building (machi-ya ) building. All wallets are made for Taiwanese and European bill. Please take a look and feel the Japanese traditional Samurai spirit in Kanazawa.
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「所さんの世田谷ベース」という番組をご存知でしょうか。 毎週土曜日にBSフジでオンエアされている番組ですが、2019年10月12日の放送でLBKのアイテムが少しだけ出演させていただきました。 所ジョージさんプロデュースのK-16というバイクのディーラーで、当ブランド取扱店様「Snake Motors 北陸 -大和田ベース」の特集によりご紹介いただきました。 番組で紹介された「がま口長財布 /LW-18」は現在残り1点です。 所さんの机にさりげなく置かれていたのは「蝶番札入れ /BF-19cv」。 (こちらは新作なので、現状は世界で私と所さんしか持っていないことになります。。) 番組再放送は「TVer」でご覧いただけます。便利な時代になったものです。 いずれのアイテムも全国の取扱店、または石川県小松工房でご注文いただけます。 ご質問、お問い合わせは<CONTACT>よりどうぞ。 以前、父が初任給で買った当時のSEIKO社製の腕時計を貰いました。 その時はベルトがついておらず、いつの日か作ろう作ろうと思いながら時が経ちました。 主張的過ぎず個性を放つ四角いフォルムに薄い文字盤に合うべく、黒のパイソンで仕上げました。 自分しかつけないので穴は一つだけ。 人一倍細い手首に合わせ、ベルト余部や金具の位置は日常生活の妨げにならないように設定しました。 初任給というものを体験したことはありませんが、モノから伝わるその時の想いをじっくりと感じようと思います。 ・ ・ ・ 特注時計ベルトのご注文、ご相談の際は文字盤をお持ちください。 <特注時計ベルト:¥28,000~(蛇革)、¥15,000~(牛革)> <革工房 所在地> 〒923-0835 石川県小松市西軽海町2丁目58 その他レザークラフト、革工芸のお問い合わせは随時受け付けております。 遠方のお客様も喜んでご対応させていただきます。 ご質問、ご相談はCONTACTよりどうぞ。 An old watch from my father. The thoughts are passed down through this and it encourages me in new way. Watch strap, made with traditional leather technique of samurai armor in Japan, is waiting your order in Komatsu Ishikawa Japan. 2019年10月分のご注文より消費税率が変更となります
2019年10月より消費税率が8%から10%に改定されることに伴い、 当ブランドアイテムにつきましても、消費税率を変更いたします。 2019年9月30日(月)までのご注文:旧税率 8% 2019年10月1日(火)からのご注文:新税率 10% 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 手提げ&クラッチ <TB-01> spec. ノートパソコンやスケッチブックがそのまま入る大きめのバッグ。 半分に折ってクラッチバッグとしても使える2WAY仕様。 持ち手部分の幅は広めにとってあるため、どちらの状態でもしっかりホールドできます。 method 染めには必ず端が存在します。 柿渋と漆で染めた2ミリ厚の革を贅沢に使い、表と裏がリバーシブルになるよう重ねました。 縫いは全て鹿人工腱を途切れることなく1本で手縫い。 周囲と口はLBK独自の技法の渋締めで仕上げることにより、強度とフィット感を末長くお楽しみいただけます。 material 牛革(タンニン鞣)、漆、柿渋、真鍮、鹿人工腱(糸) size 310 x 500 x 5 (mm) price ¥18,000+tax ひとつひとつが全く異なる表情を持つため、二つと同じものが存在しません。 是非取扱店でお手にとって比べてお選びくださいませ。 <TB-01の取扱店 -2019.Sep現在> ・五煙草 -5cigarette / 石川県加賀市山中温泉 真の価値にこだわり抜く、日本の革職人やレザーブランドが成せる匠の熟練技。 その想いや情熱、職人としての誇りに共感し、 細部に至るまでの品質に感銘した革製品のみを厳選して、 出逢いをお届けしているコンセプトショップ、 それが『Mens Leather Store』です。 -Mens Leather Store公式サイトより- 世界最高水準の日本製のみを取り扱う革製品専門店『Mens Leather Store』。 そんな特化したコンセプトを運営する株式会社シェアコーポレーション、 代表野村氏と先日お会いしました。 場所は実店舗所在地の日本橋。 様々な宣伝媒体とIT能力を持つ同社がなぜ敢えてニッチな手仕事に、 しかも高級革製品の販売を手がけるのか。 私にとって、とても新鮮なお話を伺うことができました。 身近なインターネットでの購入を丁寧でわかりやすい情報と、 実際に実物を店舗にて確認できる見せ方。 情報の混在する現代だからこその伝え方。 今後残るべき「正しいモノ」を確実な情報による見せ方。 『つくり手』と『つたえ手』のプロが互いの能力をつなぎ合わせ、 『つかい手』にしっかりとお届けできる取扱店が加わりました。 LBK初の展開により、今まで出会えなかった貴方にお伝えできれば幸いです。 店舗情報 Mens Leather Store ADDRESS 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2丁目6−8 大湯ビル 401 TOWARDS(トーズ)内 OPEN 11:00-19:00 (Sat/17:00) CLOSE 水曜日、日曜日 PHONE 03-3527-3380 STATION 茅場町(日比谷線/東西線) 本当に価値あるモノって何だろう? モノを使うことで生まれる、その人だけの大切な想い出という物語 その物語に彩られた時、初めて本当の価値がモノに宿ると私たちは考えます そして、その物語は誰かに伝えたくなり、また新たな出会いが生まれます -SNAKE MOTORS 公式サイトより そんな発想と遊び心を持つモーターサイクルブランド「SNAKE MOTORS」。 LEATHERS by Kei Arabunaの物作りに対する哲学と共感し、新しい展開が始まります。 2019年4月27日より、LBKアイテムがSNAKE MOTORS北陸での発売を開始します。 そこで、SNAKE MOTORSとはどんなモターサイクルブランドかをご紹介します。 (以下公式サイトより) 始まりは「KITANO SPECIAL」 「SNAKE MOTORS」は所ジョージさんがプロデュースする人気TV/雑誌「世田谷ベース」から生まれたブランド(仮想会社)。(会長:北野武(ビートたけし)さん、社長:所ジョージさん) とある企画にて、数多くのカスタムカーを手掛けるMOON AUTO清野 正幸(現弊社顧問及びチーフデザイナー)が所ジョージ氏と企画製作した1/1スケールの大人のおもちゃ「KITANO SPECIAL」の完成車を見た北野会長が大変気に入り、 「これ、量産化してもいいんじゃないか・・・・]という何気ない一言で、 KITANOレプリカの市販化計画がスタートする。 画像/SNAKE MOTORS公式サイトより 最新ラインナップから定番アイテムまで、幅広いアイテムをお取り扱いいただきました。 革を本漆で染め上げ、一つひとつ手縫いにて仕上げる。 適材適所の金属素材を選び、手打ち鍛造にて成形されたパーツを組み合わせる。 侍の鎧造りと日本伝統の天然素材で作り上げられたアイテムは、 洗練されたデザインにより、ライディング時の快適性や長距離走行での耐久性、 共に歩むことの魅力をお届けします。 蛍光灯と日光での色味の見え方の違いも特徴の一つですので、お手にとって直接ご覧ください。 2階の女性ライダース専用のショップ「Girls Partition (ガールズパーテーション)」。 女性ライダーさんはもちろん、ご家族、カップルでのお出かけにもオススメのショップですので、併せてどうぞ。 店舗情報 SNAKE MOTORS北陸 ADDRESS 福井県福井市大和田町22-14-1 OPEN Sat 11:00~18:00 Sun 11:00~17:00 Mon 11:00~18:00 PHONE 0776-52-7177 PARKING 車6台分 今年のゴールデンィーク、ツーリングで北陸にお越しの際はご一報いただければ僕もバイクで合流します。もし電話が繋がらなければ既に走りに出てるんだと思います。 僕の考えはとてもシンプルで、特徴というか能力に一貫しているものがあります。 物には魂があると思うし、その素材にも心があると思う。 誰が作ったものでもそれは同じだし、どんな状態になっても想いさえあれば大切にし続けることができる。 それを手助けできるのが素材と対話できる人と、それをカタチにできる人。 色々な人がいて話し方や服装やメイクを変えるように、モノによって接し方も異なる。 今回は漆染のコードバンを用いてリペアさせてもらいました。 ハラコ革を使った他社様の製作したロングウォレット。 しなやかな手触りと柔らかさが特徴ですが、どうしても薄い皮しか取れないため摩耗には弱いのです。 今回は破損した部位を新しい革に変更することにしました。 ミシン縫いの糸を全て解き、もともと空いている細かいピッチに合わせて鹿人工健で手縫いにて仕上げました。 型紙を一から作らなければならなかったので、全て分解します。 金具の破損も見つけたので新しいものと交換しておりました。 長年の汚れやゴミもこの段階でしっかりと綺麗にしておきます。 内側につかわれていた革は厚みもしっかりとあるため、ダメージもなくそのまま使用できます。 表面に使う新しい革を用意し、1針1針丁寧に仕上げます。 冒頭にも記載した通り、僕のところでは他社の製品でも修理、カスタム可能です。 ただ、まず最初にメーカーさんに問い合わせてください。 つくり手としての誇りがあれば修理の責任を持っているはずですし、お客さんからの救助要請を待っているかもしれません。 メーカーがわからない、またはつくり手に見放されたものはご相談ください。 お客様の「大切にしたい」という想いがある限り全力を尽くします。 「京都・インターナショナルギフトショー」に出展します。 <日時> 3月6日(水)・7日(木) 午前10時〜午後6時(最終日は5時迄) <場所> 京都みやこめっせ 『第一回・京都インターナショナルギフトショー』 <WAZA博・ブース番号:W-18> 「モノを大切にできる人は、人を大切にできると思う。」 僕が幼い頃から慣れ親しんだ言葉です。 それでは大切にできるモノ、とはなんだろう。 そう思いながら僕は日々制作をしています。 さて、今回は以前掲載した記事「Tanning of Japanese Leather #1」に引き続き、LBKで使われる革の流れをご紹介します。 唯一無二のデザイン、伝統工芸を元に製作された道具、日本の伝統技術などを現代版にオマージュし新たな概念から生み出されるLBKの革小物。 その感動的なストーリーはもちろん「革」という素材にも込められています。 三重県にある獣肉加工処理・販売「かじか」の中森さんを訪ねてきました。 ここでは猟友会や地元のハンターにより害獣として駆除された野生の獣を食肉に加工しています。 一般目線で見ると「採った肉は自分で捌いて売ればいいじゃん。」と思いますが、衛生関連の法律やいろんな決まりごと故、国から認可を受けた施設ではないと肉の販売はできないのです。 実際に見てみると、こんなでかい動物を自宅で捌くってのもかなり大変だと思いました。 様々な設備の整った工場内で動物の解体を行います。 見た事あるような無いような道具で皮と肉を分けます。 従来の食肉加工処理場での本来の目的は「肉を加工する事」なので皮は廃棄される事が一般的ですが、「かじか」さんでは綺麗に皮を取り除き、鞣して革にする職人さんに届けています。 このような皮や革に従事する人は昔から存在し、それに伴い道具も発展してきたかと思いましたが、実は未だに「これ」といった革を剥ぐのに最適な道具は定着していないようです。 こちらでは日本刀を加工し、反りや形状を変えた特注の道具を使用していました。 これにはより一層、僕も目を光らせました。 何を隠そう、僕の趣味のひとつは日本刀の研ぎです。 極力もったいない部位はなくそうと、骨も有効活用しています。 装飾品(皆さんのご自宅の暖炉の上にもあるやつです)はもちろん、鹿の骨は道具の柄(え)やグリップにも使われるので、きれいに骨やツノを洗い出します。 ちなみに鹿は年に一回、ツノが取れるそうです。 知ってましたか?僕は知りませんでした。 山を歩っているとよく落ちているそうです。 ちなみに落ちてたやつは白っぽくなるそうです。 次回の山ツーリングの際にはしっかりと目を凝らそうと思います。 「革」という素材は僕のアート作品へのコンセプトと共通する点が大いにあります。 長い歴史やルーツが込められた素材であり、決して一人では成し得ない素材。 「人を生かし、人に生かされる。」 時代と歴史を携えるLBKの革アイテムが、その役割のほんの一部でも担えればと思います。 |
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Kei Arabuna /ケイ・アラブナ Archives
June 2022
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